最近は100円均一でも編み物の道具が簡単に揃えられるようになりました。
はじめての棒針編みについて、初期費用と制作期間、大まかな編み方を初心者にもわかりやすくまとめました。
棒針編みの制作期間と初期費用
- おおよその制作期間：1〜6ヶ月
- 初期費用：1,500円〜
基本的には大きくて長いほど時間がかかります。
カラフルだったり複雑な形のものは、糸を変えたり目を増やしたり減らしたりという技術が必要。
はじめての編み物は、小さめのマフラーが直線的でおすすめです。
（根気強い方、気長な方は、大きめのマフラーでも楽しめます。）
棒針編みに最低限必要な道具
| いるもの | 価格 | 備考 |
|---|---|---|
| 棒針10号（2本） | 110円 | １００均 |
| 縄網用棒針（1本） | 110円 | １００均 |
| かぎ針（1本） | 110円 | １００均 |
| 毛糸針 | 110円 | １００均 |
| 毛糸(1玉160m巻） | 500円〜 | マフラーなら８玉くらい必要 |
| 初期費用 | 約1,500円 |
大体１００均で揃うというありがたさ。
ただし、やはり手芸屋さんの針の方が毛糸の滑り具合はよく編みやすさは違いますので、慣れてきて続けられそうだったら手芸屋さんで本格的に揃えることをお勧めします。
毛糸も初めは１００均で良いと思いますが、手芸屋さんの毛糸は１巻が長く、素材の種類が豊富なので、本格的に作る場合にはやはり手芸屋さんがおすすめです。
棒針編みの基本の編み目３種類
棒針編みは、左から右、右から左へと横に１段ずつ行ったり来たりを繰り返して編み、段ごとに編み方を変化させて模様を作ります。
靴下や帽子など、円状にぐるぐると編んでいく輪編みという手法もありますが、今回は基本的な編み方として行ったり来たりする編み方を紹介します。
表編み・裏編み・縄編みで模様をつくろう
- 表編み：三つ編みのような縦長の編み目の部分
- 裏編み：波のような横長の編み目の部分
- 縄編み：ねじれている表編みの部分
３つの組み合わせだけで結構いろんなパターンの模様が作れます。
棒針編みの編み方（動画）
＊表編み・裏編み
＊縄編みのねじれ部分
編み目の数を変えるだけで全然違う柄になって楽しい！
最初に何段、何目、何編みにするか決めて、紙にメモしてから編み始めないと混乱するので注意！
何段か編んでいって模様が見えるようになると、サクサク手が進むよ
棒針編みのマフラーの編み方（大まかに）
マフラーの幅と柄を決める
- 完成時の幅がどのくらいかによって、横に何目編むかを決める
- 柄を考えて、何段目に何目分を何編みにするか決める
棒針とかぎ針で１段目を作る（動画付）
- 片方の棒針に糸を結ぶ
- 3の棒針と短い方の結び目の端を利き手と反対の手で持つ
- 利き手にかぎ針を持つ
- かぎ針を棒針に巻いた糸の目の中に通す
- 長い方の糸を棒針にかけながら、かぎ針で必要な目数編む
２段目以降を棒針で編む
- 表編み、裏編み、縄編みで模様を作る（参考）
- はじめに計画した通りにひたすら編み進める
- 糸がなくなったら、次の毛糸玉の糸端を結んで継ぎ足す
端糸を処理する
- 良い長さまで編み終わったら糸を切って、端糸は閉じ針で網目裏側にてきとうにスイスイ
- 完成〜！
はじめての棒針編みにはこれがおすすめ
- クラッチバッグ
- マフラー
- トートバッグ
トートバッグとクラッチバッグはマフラーのように縦長に編んで、折り畳んで端を縫い合わせるだけで作れます。
はじめて編むなら模様は直線的に繰り返すものが間違いない。
毛糸を手芸屋さんで選ぼう
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棒針が太いと編み目が大きくなります。
ざっくり感がほしいときや早く作りたいときは、太い毛糸と太い棒針を使うのが吉。
棒針編みの参考になる本
初心者の場合、本が本当に参考になります。
編み方の本と、模様の本がほしいところです。
棒針編みでもこもこニットライフ
編み物はとてものんびりした空気感でできますが、手は黙々と動かすことになります。
おしゃべりしながら作業できるので、友達と一緒にはじめるのもよし。
どうしてもできあがりまで時間がかかるので、使用したい時期から逆算して編みはじめると、目標も定まって挫折しにくいです。
最初の小物が編めたら、他にもセーターや帽子など大物小物とどんどんレベルアップしてみてください。
では、素敵なニット生活を〜
